
皆さん、こんにちは!受験博士おじ。と言います。
今回は、減点方式ではなく、加点方式で物事を考えることの重要性について解説します!
・まだ、○○の課題が終わっていない…。(完全に病んでいる。)
・志望校までの偏差値が、全然足りないよ…。
・周りの中学生よりも、□□ができていないよ…。

そこで今回は、「すでに出来ていることに目を向けるという思考法」を徹底解説するぞぉ!
もくじ
結論:「もう、○○ができる!」と考えるのが、おすすめ!
私たちは、無意識のうちに、
「○○ができていない…。」と、ネガティブに考える傾向にあります。
つまり、物事を考えるときに、「減点方式」で考える傾向にあるということです。

しかし、このように物事を考えるときに「減点方式」で考えても辛いですよね…??
一方で、「もう、○○ができてる!!」と、「加点方式」で考えるのが苦手な側面があります。
したがって、今回は、物事を進める際に、
「減点方式」ではなく、「加点方式」で考えることの重要性についてまとめていきます!
×)「まだ、○○ができていない…」と考える。
〇)「もう、○○ができている!!」と考える。
【心理実験】ラーメン屋のポイントカード実験
物事を考えるときは、「もう、○○ができている!」と考えるのがオススメです!
ここで、ある有名な心理実験をご紹介します。
あるラーメン屋では、
ポイントカードを使って、売上の向上を図るという取り組みを始めました。
そして、その際に次の2パターンで実験は行われました。
① ポイントを8ポイント貯められると、ラーメンが一杯無料。
② ポイントが2ポイントの状態から、10ポイント貯めたらラーメンが一杯無料。

どちらにしても8ポイント集めればいいんだね!

さて、この心理実験の結果は、どうじゃったろぉ…??
この心理実験の結果、
前者の「ポイントを8ポイント貯められると、ラーメンが一杯無料」よりも、
後者の「ポイントが2ポイントの状態から、10ポイント貯めたらラーメンが一杯無料」の方が、
ラーメン屋の売り上げは大きかったということが分かりました。
どちらも、同じ8ポイントを集めるということは一緒なのに、不思議ですね。
なぜ、売り上げに差が出たのか?
では、なぜ売り上げに差が出たのでしょうか。
その理由は、「もう、○○ができている!!」と考えられたからです。
つまり、ラーメン屋のポイントカードを、
「ポイントが2ポイントの状態から、10ポイント貯めたらラーメンが一杯無料」
にすることで、
「もうすでに2ポイントもあるから頑張って、あと8ポイントを貯めよう!」
と考えることができたのです。
つまり、「もう、○○ができている!!」と考えたほうが、
「人間の行動意欲は、高まりやすい!」ということが分かったんです…!!
「もう、○○ができている!!」という意識が、人の行動意欲を高めることにつながった!
すでに、できていることにも目を向けよう!
ラーメン屋の心理実験からわかったのは、
「『もう、○○ができている!』という意識が、人の行動意欲を高めることにつながった!」
というものでした。
したがって、
高校受験を控えている中学生の皆さんも、この思考法を採用してしまえばいいんです!
つまり、すでに出来ている物に目を向ければいいということです。
例えば、数学が苦手な生徒の場合、
「私は、数学ができない…」と悩むよりも、
「私は、一次方程式ならできる!」や、
「私は、誰よりも計算スピードが速い!」というように、
すでに、自分ができているものに目を向けてみればいいんです!
そうすることで、数学を勉強するのが億劫ではなくなります。
むしろ、単純な人であれば、数学の勉強をするのが好きになるかもしれませんよ…??(笑)

「やってみよう!」って、気持ちになれるよね!

つまり、「人の行動は、その人の思考次第で全てが決まる!」ということなんじゃよ!
例)
×)「私は、数学ができない…」と、できていないことに目を向ける…。
〇)「私は、誰よりも計算スピードが速い!」と、すでにできていることに目を向ける!
さいごに
私たちは、普段から「できないこと」に目を向ける癖があります。
そして、そういった「できないこと」に目を向けても、行動意欲は一向に上がってきません!
大事なのは、「すでに、できることに目を向けてみる!」ということです。
そして、この考え方は、色々な場面で使えるのでぜひ参考にしてみてくださいね!
今回は以上です。
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