偏差値が高い中学生ほど、ノートの綺麗さにこだわらない理由

みなさん、はじめまして!受験博士おじ。と言います。

今回は、「ノートの使い方」をテーマにしてまとめています!

この記事では、次のお悩みを解決します

・とりあえず教科書の内容をノートに写しているんだけど…、全然成績が上がらない…。
・ノートをきれいにまとめているのに、何で成績が上がらないの…?
・自学自習の時に、ノートをどうやって使い分けすればいいの?

おじ。
おじ。
たしかに、学校の授業では先生が書いた板書をノートに写すのぉ。だから、教科書に書いてあることをノートに写すことに意義がありそうじゃのぉ?
でも実際は、あまり意味がないのぉ…。そこで今回は、「偏差値が高い中学生ほど、ノートの綺麗さにこだわらない理由」を徹底解説するぞぉ!
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もくじ

結論:教科書の内容をノートに写しても成績は伸びない…。

ではさっそく、今回の結論から言っちゃいますね!

結論、教科書の内容をノートに写したとしても成績は上がりません…。

理由は、次の2点です。

・自学自習用のノートは綺麗にまとめても意味がないから…
・偏差値の高い生徒ほど、ノートの使い方ができているから!

↑↑↑この2点ですね。

もう少し、詳しく見ていきましょう!

自学自習用のノートは綺麗にまとめても意味がないから…

よく学校の先生や親御さんに、

「ノートはきれいにまとめろよ?」とか「丁寧な字で書くんだぞ?」って言われませんか?

これは一見すると、正しいことを言っているように思えますが、

実際は、この両方ともイマイチな解答なんですね…。

理由は、成績が良い生徒ほど、

綺麗にまとめることよりも「自分の考えを整理するためにノートを使うから」なんです。

おじ。
おじ。
つまり、自分以外の誰かが見るわけではないから、自分さえ分かっていれば問題はないということじゃな。
つまり、今「ノートを綺麗にまとめることが重要!」と思っている中学生は、「考えを整理するためにノートを使う」という視点を持っておいたほうがいいのぉ~。
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偏差値の高い生徒ほど、ノートの使い方ができているから!

ねこ太郎
ねこ太郎
たしかに、この前、偏差値の高い友達のノートを見たけど、全然ノートはきれいじゃなかった!
むしろ、何が書いてあるのか分からない…って、くらいだったなぁ。
おじ。
おじ。
そうじゃろ?あとは、ノートを使って勉強するときに知っておきたい「ノートの使い方」を2つ知っておくんじゃ!

自学自習をする際に使うノートには、次の2種類があることを押さえておきましょう。

・ノートに書きこむことで覚えようとする(→暗記するためのノート)
・自分が学んだ事柄を整理する(→整理するためノート)

↑↑↑この2つですね。

おそらく、

多くの中学生が使っているノートの使い方は、前者の「暗記するためのノート」でしょう。

しかし、この2種類のノートの使い分けが、

「適切に」できているのか…?というのが非常に重要になってきます!

まず、書き込んで覚えようとする(→暗記するためのノート)について説明しますね!

このノートの使い方は、「ただ同じことを書いて、覚えるためのもの」だと思ってください。

例えば、英単語や漢字などの「語句系」ですね。

難しい漢字、覚えられない英単語などを覚えるときに、

同じものを5,6個書いたりしますよね?

いわゆる、「書いて覚える」ためのものです。

この学習法は特に、「難しい漢字」を覚えるときに有効です。

ねこ太郎
ねこ太郎
たしかに、漢字って書いてみないと覚えられないものが多いよね…。特に、「薔薇(ばら)」って漢字は、書かないと覚えられない漢字の一つだね…。

そして、次に、自分が学んだ事柄を整理する(→整理するためノート)について説明します!

もし、今回のお悩みの一つである、

教科書の内容をノートに写しているのに、成績が伸びない…」と悩んでいるのであれば、

「自分が学んだ事柄を整理する(→整理するためノート)」を実践する必要があります

じっさい、学校の教科書や本屋においてある参考書は、

読んだだけで、内容がすぐに分かるものばかりではありませんよね…?

また、分かった気になっていただけで、

実際に問題を解いてみると、

「全く、点数が取れない…。」という悩みを持つことも多いですよね…?

じつは、そういった悩みを持つ中学生の多くが、

(自分の言葉で)理解できていない…」という状況に陥っています。

ねこ太郎
ねこ太郎
たしかに、「教科書に載っている内容を説明してみて!」って言われても、全然、説明できないもんね…。
おじ。
おじ。
そうじゃろ?でも偏差値の高い生徒ほど、教科書の言葉や問題集の解答解説に載っている言葉を使わずに、自分の言葉で説明していることが多いんじゃよ…?
つまり、自分の言葉で説明できるようになるためには、「自分の言葉で整理する力」が必要になるということじゃな…!

【確認してみよう!】自分のノートはどっち!?

大事なことなので、もう一回おさらいです。

自学自習用のノートには、次の2種類の用途があります。

・ノートに書きこむことで覚えようとする(→暗記するためのノート)
・自分が学んだ事柄を整理する(→整理するためノート)

↑↑↑この2種類がありましたね!

そして、ここで確認してもらいたいのが、

「(今、)自分が使っているノートは、どちらの使い方なのか…?」ということです。

おそらく、多くの中学生(特に、まじめな生徒ほど)、

「ノートに書きこむことで覚えようとする(→暗記するためのノート)」

という方法で、ノートをまとめていることが多いです!

そのため、

「教科書の内容をノートに写しているだけ…」という勉強法に走りやすいんですね…。

しかし、そういった学習法だけでは、なかなか成績を伸ばすことができません…。

理由は、「自分の言葉で説明できるようになる!」という訓練をしていないからでしたね。

したがって、ノートを使って学習するときは、ノートを使い分ける必要があります。

具体的には、次の通りですね。

ノートに書きこむことで覚えようとする(→暗記するためのノート)
⇒漢字や英単語など、「語句」を覚えた時に使うのがオススメ!
自分が学んだ事柄を整理する(→整理するためノート)
⇒すべての教科に共通しているノートの使い方
⇒ただの暗記ではなく、理論立てて物事を考えたいときに使うのがオススメ!

ねこ太郎
ねこ太郎
なるほど!こういう風にノートを使い分けてみるのがいいんだね!
おじ。
おじ。
そうじゃ!だから、ただノートに教科書の内容をノートに写しても意味がなかったんじゃ。
もし、ノートに写すんだったら「整理するためのノート」として使わないとのぉ~。

【塾講師オススメ!】ノートの使い方とは?

もし今後、ノートを使って学習するのであれば、

暗記するためのノート:整理するためノート=2:8

の割合で勉強するのがオススメです!

この比率で言うと、

難しい語句など覚えにくいものに関してはノートに書いて覚えて、

それ以外は、自分の言葉でまとめるためにノートを使うという勉強になります。

このようにノートを使うだけで、

周りの中学生と格段に差をつけることができるようになります!

理由は、先述した通り、

ほとんどの中学生が「暗記するためのノート」としてノートを使っているからです。

つまり、

漢字や英単語などの「語句」を覚えるための勉強はしていても、

それらを理論立てて、物事を考える訓練は一切していません…。

つまり、この記事を読んでいるあなたが、

ただ語句の暗記をするのではなく、

理論立てて物事を考えられるようになれば、

それだけで周囲の中学生と差をつけることができるようになるということです!

ねこ太郎
ねこ太郎
教科書や解答解説の内容をただ写すんじゃなくて、
自分の言葉でまとめられる」ようになれれば、いいんだね!
おじ。
おじ。
そうじゃ!それさえできれば、周りの中学生と圧倒的に差をつけることができるぞぉ!

さいごに

「ノートって、どうやってまとめればいいんですか…?」と聞かれることが多いです。
そして、その度に、お話するのが今回の内容です。

ぜひ、今回の記事をきっかけに、

「(今、)自分がどんな風にノートを使えているのか?」について振り返ってくださいね!

ノートの綺麗さよりも、「ノートをどうやって使うのか?」の方が重要ですからね!

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