
はじめまして、こんにちは!受験博士おじ。といいます。
今回は、高校の選びについてよくある質問に答えていきます!
・高校選びは、ぎりぎりでも偏差値の高い高校を選んだほうが…?
・高校選びをする時は、あえて偏差値の低い高校を選んだほうがいい…?
・高校選びをする時は、自分の実力にあった高校を選んだほうがいい…?

そこで今回は、
「偏差値を軸に、高校選びを進めている中学生へ」を徹底解説するぞぉ!
もくじ
結論:これは、”本当に”人による…。
よく生徒から、
「高校選びは、ぎりぎりでも偏差値の高い高校を選んだほうが…?」
「高校選びをする時は、あえて偏差値の下の高校を選んだほうがいい…?」
「高校選びをする時は、自分の実力にあった高校を選んだほうがいい…?」
↑↑↑このようなことを聞かれることが多いです。
しかし、結論から言うと「本当に、生徒による」としか言えません…。
というのも、これを考えるときはどうしても主観が重要になってくるからなんですね。
要するに、「自分の性格」によるということです。
そのため今回は、
過去に進学した生徒の事例を踏まえて、次の3つに場合分けをして考えてみましょう。
・ギリギリでも偏差値の高い高校に進学した生徒ver.
・自分の偏差値と同等の高校に進学した生徒ver.
・あえて偏差値の低い高校に進学した生徒ver.


ただ重要なのは、
「高校に進学した後の自分を想像できるか?」ということじゃ。
ギリギリでも偏差値の高い高校に進学した生徒ver.
まず、ギリギリでも偏差値の高い高校に進学した生徒のお話をしましょう。
その生徒の性格は、
何においても「自分を高めたい!」と、とにかく向上心が高い生徒でした。
そのため、勉強に関しても人一倍頑張り屋でした。
そこで、その生徒は自分の平均偏差値よりも少し高い高校に進学しました。
理由は、勉強に対するモチベーションが高めたかったからだそうです。
たしかに、偏差値の高い高校では周りの生徒の勉強に対する熱量も高いです。
じっさい、進学校の高校生に「小テストを実施します!」と言っただけで、
「テスト範囲はどこか?」
「テストの難易度はどのくらいなのか?」など、質問攻めにあったことがあります。
それほど、「テスト」という言葉に敏感なんですね。
なので、少しでも偏差値の高い高校に進学したら、
周りの生徒の勉強に対するモチベーションに感化されて一層、勉強するようになるでしょう。
実際その生徒は、高校に進学してからも勉強を頑張り、筑波大学を目指しているようです。

「自分も勉強ができるようになりたい!」
という生徒にはおススメかもしれないね!

じっさい現時点で、早慶上智やMARCHみたいな、難関大学を目指している生徒であれば、少しでも偏差値の高い高校を選んだほうがいいのかもしれないのぉ…。
自分の偏差値と同等の高校に進学した生徒ver.
では次に、「自分の偏差値と同等の高校に進学した生徒」のことをまとめてみましょう。
このケースは、ほとんどの中学生に当てはまることでしょう。
そのため、これと言って説明することではありませんが、一番やってほしくない高校選びがあります。
それは、「行きたい高校の偏差値が高いので諦めて、今の偏差値にあった高校に進学する」というものです。
これは、本当におすすめできません…。
理由は、進学した後に未練が残るからです。
具体的には、「あ~、あの時、もっと勉強しておけばよかったなぁ~」といった感じですね。
そして、そういう生徒が山のようにいます…。
そのため、もし今の段階で、「偏差値が足りなくて、志望校を変更せざるを得ない…」と悩んでいるなら、とにかく悔いが残らないように勉強していきましょう。
受験博士おじ。では、
独学で、第一志望の高校に合格できる勉強法についても随時更新してきますから、ぜひ参考にしてくださいね!
「おすすめ勉強法」←詳しくは、こちらを参考にしてくださいね!

今思えば、もっと勉強すればよかった。

あえて偏差値の低い高校に進学した生徒ver.
最後に、自分の偏差値よりもあえて低い高校に進学した生徒についてお話ししますね!
あえて低い高校に進学した生徒に多い理由は、次の2つですね。
・「高校で上位にいたい…!」という思いで進学ver.
・特待生で、入学できるから進学ver.
↑↑↑この2点ですね。
もちろん、どちらとも理由としては十分ありです。
しかし、両方にはそれぞれ苦労がありますので、それを知っておいてください。
「高校で上位にいたい…!」という思いで進学した生徒
「高校で上位にいたい…!」という思いで進学した生徒と、お話しをしたことがあります。
その生徒は、平均以上の実力があり、勉強に対しては意欲的な子でした。
そして、話をした際に、生徒が言っていたのが、
「上位の方でいられるけど、何か物足りない…」というものでした。
それもそのはずで、
偏差値を下げるということは、
それだけ、自分が抱く勉強に対するモチベーションと、
周囲の生徒が抱く勉強に対するモチベーションに差が生まれるからですね。
また、先生としてもモチベーションの低い生徒に合わせるので、授業が簡単だそうです…。


その生徒であれば、中学の段階で、偏差値にあった高校に進学していれば、上位に入れたかもしれないのぉ~。
特待生で、入学できるから進学ver.
次に「特待生で、入学できるから進学ver.」の事例を見てみましょう。
現在、特待生制度を募集している私立高校は結構ありますね。
実際、私の生徒もその特待生制度を利用して、進学を決めました。
しかし、特待生制度は入る前は嬉しくても、入ってからが大変なことがあります。
それは、「成績を一定ラインで確保しなければならない…。」ということですね。
じつは、特待生とはいえ、進学して成績が悪ければ特待生の資格を失うことだってあります。
また、定期テストの点数が低ければ、職員室に呼び出される…、ということだってあります。
つまり、「成績を一定ラインで確保し、しかもできるだけ上位にいなければならない…。」
というプレッシャーが付いてくるんですね。
とはいえ、私の教え子の進学した高校は、
そこまできつくなかったようなので、3年間を無事終了することができたようですが…。

プレッシャーのかかり具合は違うんだね…。

さいごに
高校選びをする際、偏差値を軸に高校選びをするのはアリです。
むしろ、ほとんどの中学生が偏差値を軸に進学先を選んでいます。
しかし重要なのは、進学した後の自分が想像できるかどうかです。
そこで今回は、私が過去に出会った生徒の事例を交えつつ、お話しました。
この情報が志望校選びに迷っている、あなたの参考になれれば嬉しいです!
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