
みなさん、こんにちは!受験博士おじ。と言います。
今回は、中学生から多く寄せられる「勉強時間」についてまとめていきます!
・第一志望の高校に合格するために、どのくらいの勉強時間が必要なのか?
・定期テストで、良い点数をとるためには必要な勉強時間は?

たしかに、勉強するときは勉強時間が気になるじゃろうな…。
そこで今回は、「勉強時間よりも「生産性」を考えることの重要性」を徹底解説するぞぉ!
もくじ
結論:勉強時間は、あまり当てにならない…のが現実
よく中学生から、「1日、何時間勉強すればいいですか?」と質問を受けます。
なので、結論から先に言ってしまいますね。
結論、勉強時間はそんなにあてにならないんですよ…?
もし、仮に、学校・塾の先生、もしくは先輩から、
「第一志望の高校に合格するためには○○時間が必要だよ…?」
とか
「定期テストで、8割以上を取りたければ○○時間が必要だよ?」
なんて、言われた時は一度疑ってかかったほうがいいですね…。
理由は、人によって「生産性が違う」からなんですね。


勉強時間よりも「生産性」を考えよう!
勉強することを考えた時に、一番考えたいのが勉強時間ではなく「生産性」です。
少し、勉強とは直接関係ない話なのですが、
日本の仕事の生産性は、世界的にみて「低い」って言われているんですね…。
2016年のCNN Moneyデータによると、
ドイツの1週間の平均の労働時間を35時間。
一方で、日本は1週間の平均の労働時間が43時間だと言われています。
にもかかわらず、
ドイツの平均年収は約410万円で、日本の平均年収は約390万円だと言われています…。


例えるなら、日本は、一個100円で消しゴムを売っているのに対して、ドイツは、一個150円でも消しゴムが売れているってことなんじゃ。同じ消しゴムだとしてもドイツは、50円分売り上げが高いってことになるじゃろ…?
じつは、この「生産性」の考えは勉強においても応用できます。
例えば、A君とB君が「1日1時間」、数学を勉強したとしましょう。
その際、A君は25問解けたのに対して、B君は50問解けたとしましょう。
すると、
同じ勉強時間で勉強しているはずなのに、B君の方が触れた問題数は多いですよね?
こうやって考えると、勉強を考えるときは、
勉強時間で考えるのではなく、
「生産性」で考えたほうがより本質的な気がしませんか…?


勉強においての生産性とは?


勉強をする時は、「生産性」を軸に考えるのが大事です。
つまり、限られた時間の中で、
「どれほどの知識を吸収できるのか?」ということが非常に重要になってきます。
それを心がけることで、
自然と数学で言えば、計算の処理速度が上がります。
また、国語や英語であれば、文章を読むスピードが上がるようになります。
そして、最後は生産性を上げた結果を目で見る仕組みが必要です。
それが「テストを実施する」という仕組みです。
生産性を目で見る仕組みとしての「テスト」


先述では、勉強する際に「生産性を考える」ということの重要性についてご紹介しました!
しかし、勉強においては、
先ほどのドイツと日本みたいに平均年収で比べるといった指標はありません…。
そこで、おススメなのが「テストを実施する」ことです。
テストのやり方については、下記を参考にしてみてくださいね!

自分が学習した範囲のテストをすることで、
自分が行ってきた勉強成果を「正答数」で分かるようになります。


一方で、前回よりも正答数が増えていれば、生産性が上がっているということじゃな~。
さいごに
成績を伸ばすための学習法は、
「勉強時間」を軸にするのではなく「生産性」を軸に考えた方が良いです。
そして、今の自分が欲しい成績・偏差値をとるために、どれほど勉強をする必要があるのか。
また、どれほどのレベルの問題が解けなければならないのか?
について、一度考えてみましょう。
そして、その結果から、
自分に合った勉強スケジュールを立て「生産性」を意識して勉強を進めていきましょうね!
今回は以上です。
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