
皆さん、こんにちは!受験博士おじ。と言います。
今回は、中学生から寄せられることが多い「復習する理由」について解説していきます!
・先生から勉強した箇所を復習するように言われたけど…、何でする必要があるの?
・復習をするなら、どのタイミングで復習をすればいいの…?
・復習をするくらいなら、次の単元の勉強をしたほうがいいんじゃないの…?

でも、「何で復習する必要があるのか…?」と疑問を抱いている中学生は多いです。
そこで今回は、
「【徹底解説】中学生が勉強した単元を復習する理由とは」を徹底解説するぞぉ!
もくじ
結論:人間の脳は1日経ったら、7割忘れる…!?
では、今回のお悩みに対する結論から先に、ご説明しますね!
結論ですが、
私たちは勉強したものを定期的に復習しなければ、
せっかく勉強したものだとしても、
次の日には、「7割も忘れてしまう…」ということが分かっています。
ここで、「エビングハウスの忘却曲線」をご紹介します!
ドイツの心理学者であるエビングハウスは、
人間の記憶はどれほど記憶することができるのか。
また、どのタイミングで記憶が薄れていってしまうのか?について研究をしました。
そしてエビハウスによると、
”人が何か覚えた直後から、1時間後には覚えた内容の約56%を忘れてしまい、
1日経った次の日には、約74%も学習した内容を忘れてしまう”
↑↑↑このような結果を得られたそうです…。


なんて、残酷な事実なんじゃろうな…。
たしかに、学校の授業でも、
「昨日学習した範囲を覚えていない…。」ということはよくありますよね…(^_^;)
つまり人間の脳はそれほど、何かを学んだとしても、
すぐに忘れてしまう…という特徴を持っているんです。
しかし、そんな人間の脳ですが、復習を何度も繰り返し行えば、
学習の定着度は一定ラインで維持できるというようにも考えられています!
復習するタイミングは「4日進んで2日戻るペース」

人間の脳はどんどん忘れていっちゃうことは分かった!
でも具体的に、どのくらいの頻度で復習をしたらいいの…??

復習をする頻度については、諸説あります。
最初に学んだ日から、
3日後に復習をしたほうがいい。
もしくは、1週間後に復習をしたほうがいい。
さらには、1ヶ月後に復習したほうがいい。
など、言うことは人によって全く異なります。
しかしそんな中で、「受験博士おじ。」では、
「一週間のうちに、復習は2回やってしまおう!」ということをオススメしています。
それが、「4日進んで2日戻るペース」という勉強スケジュールです。
最初の4日間で新しい単元を学習して、
最後の2日間で、最初の4日間で学習した内容を復習するという勉強法です。
こうすることによって、1週間のうちに同じ問題や同じ箇所を3回も見ることが出来ます!
そして1ヶ月後には、
教材を1冊丸ごと復習するというように学習すれば、かなりの学習定着度が期待できます!

「【完全版】予習・復習の仕方を全て解説しました!」でまとめているので、参考にするんじゃ!
復習するのは意外と簡単?
そうはいっても…、中学生の中には、
「復習するのが面倒くさい…。復習してる暇があったら、新しい単元を学習したい…。」と考える生徒がいます。


でも、勉強する際に重要なのは、
新しい単元や新しい問題に取り掛かることだけじゃなくて、
何度も「復習をする」ということなんじゃ!
あと、復習するのもそんなに時間がかからないんじゃよ…?
これは、私の経験からも教え子の経験からも、
一回解いた問題や一回覚えてしまったことは、
二回目以降に復習する際は、最初に学習した時ほど、時間はかからないものです。
例えば、初めて勉強した時に1時間かかった内容だとしても、
次に復習するときは、30分程度で終わることだって十分あります!
また、3回目、4回目復習をすれば、最初は1時間かかってしまった内容だとしても、
最後には10分ぐらいで終えることもあります。
つまり、
「復習を何回も重ねるほど、あまり時間がかからなくなる…!!」ということが言えます。
だからこそ、
「復習をするのをめんどうくさい…」と考えず、繰り返しやっていってくださいね!
さいごに
学校の先生、塾の先生は「しっかり復習をしなさい」とよく言いますよね?
しかし復習の意義や仕方までは、丁寧に教えてくれませんよね。
そこで今回、このような形でご紹介しました!
勉強は、新しいことを学ぶよりも復習が重要になってくることが多いです。
そのため、徹底的に復習をすることを忘れないでくださいね!
今回は以上です。
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[…] 詳しくは、「【徹底解説】中学生の勉強の復習の仕方とは?」を参考にしてください。 […]
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