
皆さん、こんにちは!受験博士おじ。といいます。
今回は、問題集に解答時間の目安が載っている場合の対処法についてまとめていきます。
・問題集に解答時間の目安が載っている場合、どう勉強すればいいですか…?
・やはり、勉強する際は解答時間内に問題が解ききれるように意識した方がいいですか?
・解答時間内に問題が解き終わらない場合はどうしたらいいですか…?

そこで今回は、「問題集に解答時間の目安が載っている場合の対処法」を解説していくぞぉ!
もくじ
結論:時間を気にするのは後でOK!
問題集によっては解答時間の目安が載っている場合があります。
しかし問題なのは、初めてその問題集で勉強する際に、「この解答時間内に、問題を解ききらないといけないのか…?」ということです。
そこで、まず結論かお話ししますが、皆さんが使っている問題集に解答時間の目安がのっていたとしても、時間を気にしながら勉強するのは後で十分です。
それより、まず初めにやってほしいことは次の3点です。
① 制限時間をオーバーしてもいいので、自分で解く
② 完璧に解けるようになるまで、復習をする
③ なぜ時間がかかってしまうのかについて、原因を追求する

これらを意識してから、最後に時間を気にしながら勉強するということを心がけてみましょう。
以下では、先述した3つの事柄を意識した方がいい理由についてまとめていきます。
問題集に載っている解答時間の目安は、初めは気にしなくてもOK!
制限時間オーバーしてもいいので、自分で解く!
問題集に解答時間の目安があったとしても、初めはその制限時間を一度無視してもらって大丈夫です!
その代わりに、必ず自分の力で、その問題が解けるように訓練をしてみてください。
一番良くない勉強の仕方は、制限時間を気にしすぎて、問題を解くのが雑になり、解答の根拠が薄く、ペラペラになってしまった場合です。
この場合、解答の根拠はあったが、常に曖昧なまま問題を解いてしまっているので、どうしても入試問題・過去問を解いたとしても、やはりペラペラの状態で解くしか方法はありません。
なので、まずは自分で解けるようになるということを意識して勉強を進めてみましょう。


まずは、自分で問題集の問題を解けるように意識する!
完璧に解けるように復習する
2つ目に、「完璧に解けるようになるまで復習をする」ということがとても重要になってきます。
じつは、勉強を頑張ってくれている中学生の多くが、「1回、2回問題を解いたから大丈夫!」というように、「回数」を気にしながら勉強する傾向にあります。
しかし、その結果、解答の根拠に基づいた学習ができていない…という生徒がすごく多いです。
そのため、そういった回数を気にするのではなく、「確実かつ、正確にその問題が解けるようになっているのか?」を意識して勉強を進めていきましょう。
それだけで、あなたの勉強をしている効率は格段に上げることができますからね!
解答の根拠に基づいた学習を心がけよう!
時間がかかる場合は原因を追求する
また、解答時間をかなりオーバーして問題を解くという中学生も多くいます。
そういった場合は、「なぜ、問題を解く時間がかかってしまうのか?」という原因を追求していきましょう。
例えば、「英語長文」であれば、「英単語が全然わからないから…。」「読む速さが遅いから…」など、
また「数学」であれば、「公式が頭に入っていないから、計算を解くのが遅い…」というように、何かしら時間がかかっている理由があるはずです。

そのため、問題を解くのに時間がかかってしまう中学生の皆さんは、「時間がかかってしまう理由」を必ず、突き詰めていきましょう。
問題を解くのに時間がかかってしまう場合は、原因を追及しよう。
時間を気にして勉強してみよう
先述した、3つの事柄を意識して勉強が行えた後に初めて、時間を気にしながら問題集に載っている解答時間を目安に勉強を進めていきましょう。
とは言うものの、先述した3つの事柄ができている中学生であれば、解答時間の目安内であっても、正確に問題を解くことができるようになります。
ぜひ、皆さんも先述した3つの事柄を意識した後に、「時間を気にしながら勉強する!」という癖をつけていきましょう。


最後は、時間を気にしながら問題を解いてみましょう!
さいごに
問題集に解答時間の目安が載っている場合、「この解答時間内に、問題を解けきらないといけないのかなぁ?」と悩んでしまいますよね。
実際、私も現役時代の時はそのような気な時がありました。
しかし、時間を気にしすぎるあまり、問題を解く際の「解答の根拠」が曖昧になり、適当に解いてしまっているのは本末転倒です。
これは、私自身もそうでしたし、私が指導してきた中学生の皆さんもそうでした。
そのため、まず大事なのは、時間を気にせず、確実に自分で解けるようになるということです。
そして、その後、時間を気にしながら勉強するという習慣をつけていきましょうね!
今回は以上です。
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