
皆さん、こんにちは!
受験博士おじ。と言います。
今回は、数学は苦手な人に多い特徴についてご紹介していきます。
・どうしたら数学ができるようになるの?
・数学が得意な人と苦手な人とでは、何が違うの…?
・これから数学が得意になるために、どんな勉強法を心がければいいの…?

そこで今回は、「分かることと解けることは別問題である!」を徹底解説するぞ!
結論:わかるよりも、解けるようになることを優先する!
突然ですが、数学が得意な人と苦手な人との違いは何だと思いますか…?
もしかしたら、人によっては「才能の違いじゃないの…?」と思う方もいるかもしれません。
ですが、実際は違います。
数学が得意な人と苦手な人とでは、明らかに、「数学の問題を解くときの考え方が違う」という特徴があります。
それをまとめたのが、次のような式です。
まず、数学が得意な人は問題を解く際、理解するよりも先に、「解けるようになること」を意識します。
一方で、数学が苦手な人ほど、問題が解けることよりも、先に理解しようとすることに尽力を尽くします。
これが、数学が得意な人と苦手な人の大きな違いです。
一体、何を言っているのでしょうか…?
この説明だけだと、よく分かりませんよね、、、(^_^;)
そこで今回は、この数学が得意な人と苦手な人との違いである「問題が解けるようになる上での思考法」についてご紹介していきます。
この記事を読めば、今まで数学が苦手だった人もこれから先、数学を勉強していけば、必ずできるようになっていきますからね!
ぜひ、参考にしてくださいね!
【前提】分かることと解けることは違う!
突然ですが、ここで皆さんに質問です。
数学の問題が、「解けるようになること」と「分かるようになること」の違いは何だと思いますか…?


そもそも、数学が得意な中学生ほど、分かることと、解けることを分けて考える傾向があります。
実際、数学が得意な人は、まず問題が解けるようになってから、
「どうして、その問題を解く流れが出来上がるのか…?」について考える傾向があります。
数学は苦手な人の思考法:なんで?なんで?症候群
一方で、数学が苦手な人はどんな風に考えながら問題を解く傾向があるのでしょうか…?
それは、常に「なんで…?」と考えながら問題を解くという思考です。
もちろん、「なんで、こうなるの…?」と疑問を持ちながら勉強することは重要なことです。
そのため、「なんで…?」と疑問を持つこと自体を否定するつもりはありません。
しかしながら、数学の問題を解く上では、この「なんで…?」と疑問を持ちながら勉強すると先に進まない…という問題が発生します。
例えば、中学1年生で習う正負の数を例に考えてみましょう。
私たちは、小学校で次のような計算式を習います。
「3+5=8」
「10-7=3」といった感じです。
これらの式をみただけでは、さほど疑問点は出てこないでしょう。
ですが、中学に進学すると次のような計算式を習います。
「-3-5=-8」
「-10+7=-3」
↑こんな感じです。
では、これらの式をみて、あなたはどう感じますか?
ここで、鋭い中学生なら次のようなことを考えます。
疑問点)マイナスからマイナスを引くって、どういうこと…?
疑問点)マイナスからプラスをしても、まだマイナスになるの?
・・・
⤴️こんな感じです。
たしかに、それらの事柄に疑問点を持つのは重要なことです。
ですが、数学の問題を解く際、それらの事柄を知らなくても問題は解けますよね?笑


分かることと解けることの違い:かけ算
また、「分かることと、解けることは違う!」と話をする時、私は小学校で習う掛け算についてお話します。
みなさんも、思い出しながら考えてみてください。
皆さんが小学校でかけ算を習ったとき、多くの人が、まず「かけ算を言えるようになる!」ということを意識したのではないでしょうか。
例えば「2×3=6」「2×4=8」・・・といった感じです。
さて、また質問です。
初めて、「2×3=6」「2×4=8」・・・と勉強した際に、この数式の意味を理解しながら勉強を進めることが出来ましたか…?
おそらく多くの人が、まずは掛け算の九九の段が言えるようになり、
しばらくしてから、この数式の意味について理解できるようになっていったのではないでしょうか…?
そうなんです。
数学が得意な人は、この思考を常に持っています。
つまり、まずは問題が解けるようになることを考え、その後に計算の流れ、成り立ちを理解しようと意識する。
そのため、まずは計算の流れを自分で再現するということを行い、その後に、「どうして、その式が成り立つのか」について考えるようになります。
これが数学は得意な人の思考法です。
数学の勉強をする時に心がけたいこと
ここまでのことを踏まえた上で、これから数学を勉強していく方に、ぜひ持っておいてもらいたい考え方があります。
それは、まず問題が解けるようになるということを最優先にして、勉強を進めるということです。
また、問題が解けるようになるということは、あなたが勉強していく上での大きなモチベーションにもなります。
じっさい、いくら勉強をしたとしても、「全然、正解数が増えない…」となれば、勉強をする気力がなくなっていきますよね…?
そのため、「まずは、問題が解けるようになる」ということを意識するのは、数学が得意になるための一つの思考法であり、それと同時に勉強のモチベーションを保つ上でも重要なことになります。
だからこそ、「これから数学が得意になりたい!」と考えているのであれば、
「問題が解けるようになる→どうしてその計算式が成り立つのか?を考える」という順番を意識して学習を進めていってみてくださいね!
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