【高校受験】数学を武器にするための勉強法・コツ

皆さん、こんにちは!受験博士おじ。と言います。

今回は、中学生の中でも一番に気になると思います「数学」の勉強法を徹底解説します!

この記事では、次のお悩みを解決します

・一生懸命、数学の勉強をしているのに全然成績が伸びない…。
・数学って、どうやって勉強するのが効率的なの…?
・数学を勉強する時に、おすすめの参考書・問題集は?

おじ。
おじ。
数学が苦手な中学生は、本当に多いぉ。
そこで今回は、「【高校受験】数学を武器にするための勉強法・コツ」を徹底解説するぞぉ!
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もくじ

結論:数学の勉強には2段階ある!

数学が苦手な中学生に多い理由として挙げられるのが、

数学は、問題文に答えがないから…」ということが挙げられます。

例えば、文系科目(特に、英語や国語)では、文章中に答えが書いてありますよね?

そのため、解答の根拠になる箇所を見つけることができれば、文系としては合格です!

しかし、数学はそうはいきません。

数学は、あらかじめ問題文があり、

その中から答えを見つけるのではなく、問題文だけをよみ、

自分の持っている知識」を使って、問題を解けるように仕上げなければいけません。

そこで、重要になる考え方が、

数学は、2段階の勉強手順を踏まないと成績が伸びない!!」という考え方です。

具体的に、数学を勉強するときの2段階は次のようになります。

数学の勉強をする時の2段階

第1段階:解答が全て記述で再現できる。
第2段階:問題文を読み、条件を整理し、頭の中で解答が思いつくようになる。

おじ。
おじ。
↑↑↑この2段階じゃな。
この2段階を無視して、数学の勉強をしても中々成績が伸びないからのぉ…。

また、数学を勉強するときにおすすめの参考書・問題集は次のようになります。

数学のおすすめの参考書・問題集

① 中1数学をひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)
中2数学をひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)
中3数学をひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)
or
やさしい中学数学
② 高校入試 とってもすっきり数学 新装版
③ 受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 数学 改訂版
④ 受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学 改訂版

ねこ太郎
ねこ太郎
結構、やることが多いね…汗
おじ。
おじ。
数学が全くできなくて困っている中学生でも、逆転合格するための参考書・問題集だからのぉ。
自然と量が多くなってしまうんじゃ。

文系科目と理系科目の違い

じつは、数学の勉強は、国語・英語・社会などの文系科目とは大きく違うことがあります。

それは、

文系と理系の違い

・文系科目→勉強していれば、点数は伸びる…!!
・理系科目→勉強していても、点数が思ったように取れない…。

↑↑↑このような違いです。

ねこ太郎
ねこ太郎
たしかに!!
一生懸命、勉強しているのに、数学は成績が伸びない…。
おじ。
おじ。
それは、数学の特性じゃな。
とりあえず、勉強していれば成績が伸びるという科目じゃないんじゃ。
そこで、実践してもらいたいのが、
数学の勉強を2段階に分ける」という考え方じゃ。

第1段階:解答が全て記述で完全再現できる!

ではまず、

数学を勉強するときの第1段階、

解答が全て、記述で完全再現できる!」を解説していきますね!

中学生の中には、数学の問題を解くときに、

色々な条件や計算式を省いてしまう生徒がいます。

例えば、途中式を書かないで答えを出したり、

証明問題で前提条件を書かず、いきなり本題に入っているといった感じですね。

ねこ太郎
ねこ太郎
僕もそうだ!!
計算問題とかは、途中式を省いて計算していることが多い!!
おじ。
おじ。
それが、数学を勉強するときに一番よくない勉強法じゃな。

もちろん、中学生の中には、

「正解があっているんだから、いいじゃないか…!!」と思う人もいるかもしれません。

しかし実際は、それではなかなか数学が出来るようになりません。

理由は、このような勉強法だと「類題しか」解けるようにならないからです…

言い換えると、

(途中式や前提条件を省いてしまった問題と)似たような問題じゃないと解けなくなる!

ということです。

じつは、数学の勉強は答えを出すことも重要ですが、

それ以上に、その答えを出すまでの「プロセス」が重要な場合がほとんどです。

そのため、数学が得意になりたい中学生は、

まず「問題に対する解答を『記述で完全再現する』」ということから始めてみましょう。

そうすることで得られる特典には、次のようなことが挙げられます。

解答を記述で完全再現するメリット

① 解答の根拠に気づきやすくなる!
② 解答に至るまでの「プロセス」の中から、他の問題に応用できる解法が分かる!
③ 試験本番で、ケアレスミスが格段になくなる!

おじ。
おじ。
この第1段階をどれほど忠実に、
しかも、それを正確にできるのか?が、数学のできを決めるぞぉ!
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第1段階をこなす為に、おすすめの参考書・問題集

では次に、数学の第1段階をこなす為に、

おすすめの参考書・問題集をご紹介しますね!

結論から言うと、おすすめの教材には次の2つがあります。

まず、数学がとても苦手で、独学だけでは厳しいという中学生は、

中1数学をひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)

中2数学をひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)

中3 数学を ひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)」を使い、学習しましょう。

 

本書は、本当に超基礎から数学が学べる構成になっています。

また、難しい用語・解説は避けており、わかりやすい文章と図で解説しています。

さらに、1回分はたったの2ページです。

しかも、各々の章にはyoutubeで講師が授業をしてくれているので、

わかりにくい箇所があれば、動画で学習することができます。

本書を使う際のPOINT

① 各ページの内容を理解出来たら、次のページに進むようにしましょう。
② 教材を使って、分からなかった箇所についてはyoutubeで確認しよう。
③ 問題の解答解説を「記述で完全再現する」ということを意識しておきましょう。

また、数学はそこまで苦手ではないけど、

点数が伸びずに悩んでいる中学生は、「やさしい中学数学」を使いましょう。

本書は、中学3年分の数学を、

キャラクターの掛け合いとポイントのわかりやすい紙面で、やさしく解説しています。

またキャラクターの掛け合いは、

実際に中学生から寄せられそうな意見が掲載されているので、

あなたの数学に対する悩みも解決できるかもしれません…!!

本書を使う際のPOINT

① ページ数が多いので、勉強に取り掛かる前に学習予定を立ててみよう。
② 問題の解答解説ページは「記述で完全再現する」ということを意識しておきましょう。
③ 間違えた問題には「印」をつけ、復習するときはそこを重点的に学習しましょう。

ねこ太郎
ねこ太郎
数学の第1段階をクリアするためには、
中学ひとつひとつわかりやすく」か「やさしい中学数学」のどちらかを使えばいいんだね!
おじ。
おじ。
そういうことじゃ。
どちらか1冊で、第1段階は十分じゃ!

第2段階:問題文を読み、条件を整理し、頭の中で解答が思いつくようになる

では、数学を勉強する際の、

「第2段階:問題文を読み、条件を整理し、頭の中で解答が思いつくようになる」を解説しますね!

おそらく、多くの中学生が苦手なのが「文章題」でしょう。

そして、苦手な理由は、

「文章題の文中にある数字を、どうやって処理すればいいのか分からないから…。」

ということが挙げられます。

そこで、この2段階目では、

そういった文章中の中にある数字を、

「どうやって計算式に取り組むのか?」ということを前提に置きながら、

問題を解いていきましょう。

そして、その際におすすめの問題集が、

受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 数学 改訂版

受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学 改訂版」です。

特に「受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 数学 改訂版」では、

先述した「第1段階の解答を完全再現する」ということを念頭に置いておきましょう。

本書の問題で、

ケアレスミスや全く分からない問題が多いと、第2段階の勉強が厳しくなります。

そして、いよいよ第2段階の勉強として、

受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学 改訂版」を使いましょう。

本書は、掲載されている問題はそこまで多くはないものの、

問題文の条件を整理し、自分の頭で解答を思いつくためには、非常に良書です。

本書の完成度を上げることができれば、数学の第1段階、第2段階はほぼクリアです!

分かることよりも、解けるようになることを意識する!

数学をはじめ、理系科目の勉強をする時に注意してほしいことがあります。

それは、「わかるよりも先に、解けるようになる!」ということを意識するということです。

ねこ太郎
ねこ太郎
「わかるよりも先に、解けるようになる!」って、どういうこと?
おじ。
おじ。
じつは、数学が伸び悩む中学生の特徴として、
「なぜ、このような数式が成り立つのか?」
「何で、こんな公式が成り立つのか?」が気になる傾向にあるんじゃ。

もちろん、疑問を持つことは重要なのですが、

それはいったん置いといて…、

問題が一つでも多く解けるようになることを意識して、学習してみましょう。

例えるなら、小学生でも習う九九ですね。

おそらく、初めて九九を習う時、

・なぜ、「8×3=24」が成り立つのか?
・九九の計算が、今後どのように役立つのか?

↑↑↑このようなことを考えず、反射的に言えるように訓練しませんでしたか?

そして、それらが正確に言えるようになってから、

この数式の意味が分かるようになった!」という人も多いのではないでしょうか…?

この感覚を「第2段階目以降の数学の勉強」では、意識して学習していきましょう。

おじ。
おじ。
つまり、数学の細かい部分は、
ある程度の問題量をこなしたときに、初めて気づけることがある!」ということじゃな。

さいごに

数学は“才能”で、得意になるのか、不得意になるのか、が決まる教科ではありません。

適切に正しい勉強法を心がけ、丁寧に学習していけば必ずできる教科です。

そのため、数学ができない…と諦めるのではなく、

今回ご紹介した、勉強法を実践し、学習していってみてくださいね…!

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