
皆さん、こんにちは!受験博士おじ。と言います。
今回は、受験期に誰にでも起こりうる「ストレスの対処法」について解説していきます!
・受験勉強でストレスがたまる…。
・学校・塾の先生から心ない言葉を言われて、つらい…。
・友人関係が上手くいかなくて、それで勉強に集中できない…。

そこで今回は、「ストレス対処法「エモーショナルディスクロージャー」」をお送りするぞぉ!
もくじ
結論:エモーショナルディスクロージャーをやろう!
私たちの生活の中には、「マインドワンダリング」と呼ばれる現象が起きています。
マインドワンダリングとは今、目の前で起きている事柄ではないのに、常に考えてしまうことを指します。

「家に帰っても、先生に怒られたことを考えてしまう。」
「勉強している最中に、友人に言われた言葉が気になる…」と言った感じだね!
そして、私たちは無意識のうちに、
こういった「マインドワンダリング」に支配されて、集中力をそがれていることがあります。
集中力の性質については、
「【明日可能!】集中力を上げる具体的な方法」を参考にしてくださいね!
そして、そんな時に、おすすめの対処法が「エモーショナルディスクロージャー」です!
自分が「何に不快感を覚えているのか。」をあぶりだし、自分の気持ちを落ち着かせようとする行為を指します。
そこで今回は、「エモーショナルディスクロージャーのやり方」を解説していきます!
やり方1:自分が嫌だと思ったことを書き出す
まず、「エモーショナルディスクロージャー」を実践するにあたり、
「『自分が不快感を覚えた事柄』を書き出す」ということから始めていきましょう!


その紙に箇条書きで書き出していけばいいんじゃよ!
(例)
・今日、学校の先生に「お前の学力では、○○高校の合格は無理だ!」と言われた。
・塾の先生に、分からない問題を質問したら「こんなのも分からないの?」と馬鹿にされた。
・友人A君に、テストの点数で負けた。
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↑↑↑こんな感じですね!
この作業が済んだら、次の作業に移っていきましょう!
自分が不快感を覚えた事柄を全て書き出してみましょう!
やり方2:事実に対して、感じた思いを書き出す
そして次に、先述で上げた「できごと」を書き出したら、
その「できごと」に、「自分がどう感じたのか?」を書き出していきましょう!
例えば、先ほどの(例)を参考にすると、
(例)
・今日、学校の先生に「お前の学力では、○○高校の合格は無理だ!」と言われた。
(感じた思い)
→一生懸命、勉強しているのに「無理だ!」と言われて、つらった。
→「もっと、別の言い方があったんじゃないかな?」って思う。・塾の先生に、分からない問題を質問したら「こんなのも分からないの?」と馬鹿にされた。
(感じた思い)
→分からないから質問をしているのに、馬鹿にされる筋合いはない!!
→もう二度と、この先生には質問をしない…。・友人A君に、テストの点数で負けた。
(感じた思い)
→友人A君は、普段からあまり好きじゃない人だから、余計に腹立たしかった…。
↑↑↑例えば、こんな感じですね。
この作業をする目的は、「自分が感じた思いを『明確』にする」ためです。
私たちは、意外と、
「なんか分からないけど、ムカつく…」ということがよくあります。
つまり、自分の感情に気づけていないんです。
しかし今回のように、
「自分が感じた思い」を書き出すことで、
自分の状況を客観的に見ることができるようになります。

「自分がどう感じているのか?」を明確にしたほうがいいんだね!

「できごと」に対して、自分がどう感じたのかを書き出してみよう!
やり方3:リフレイミングをやってみよう!
そして、最後に「リフレイミング」を実践してみましょう!
リフレイミングとは
自分が感じた思いを「ポジティブ」に変える作業を指します。
試しに、
また先ほどの(例)を参考に、リフレイミングをやってみましょう!
(例)
・今日、学校の先生に「お前の学力では、○○高校の合格は無理だ!」と言われた。
(感じた思い)
→一生懸命、勉強しているのに「無理だ!」と言われて、つらった。
→「もっと、別の言い方があったんじゃないかな?」って思う。(リフレイミング)
→先生は先生なりに、私のことを思って言ってくれたんだなぁ。
→この先生は、言い方を考えないのではなく、言い方を知らないんだ。・塾の先生に、分からない問題を質問したら「こんなのも分からないの?」と馬鹿にされた。
(感じた思い)
→分からないから質問をしているのに、馬鹿にされる筋合いはない!!
→もう二度と、この先生には質問をしない…。(リフレイミング)
→先生が学生時代の時に、先生から同じことを言われちゃったのかな?
→他に先生はいるから、今度から違う先生に質問をしよう!・友人A君に、テストの点数で負けた。
(感じた思い)
→友人A君は、普段からあまり好きじゃない人だから、余計に腹立たしかった…。(リフレイミング)
→「嫌いな友人に負けたくない!」という思いをバネに、勉強を頑張ろう!
↑↑↑こんな感じです。
要するに、「捉え方を変えてみる!」ということです。
こうすることで、
相手が「自分のことを思って言ってくれている!」と前向きに考えられるようになります。
さらに、私たちは、無意識のうちに「認知のゆがみ」が生じると考えられています。
つまり、「リフレイミング」のように、
「考え方」を変えなければ、人間は段々と、悪い方向に考える癖があるということです。

段々と悪い方向に流れている気がする…。

「認知行動療法」と言われている対処法なんじゃ!
自分が感じた思いに対して、「捉え方を変えてみる!」のが非常におすすめ!
さいごに
受験期には、ストレスを抱えることが多いです。
特に、勉強が思ったように進んでいない時ほど、余計にイライラすることもあるでしょう。
そして、重要なのは、
「自分のイライラと、どう付き合っていくのか?」ということです。
ぜひ、ストレスがたまった時は、
あなたも「エモーショナルディスクロージャー」を実践してみてくださいね!
今回は以上です。
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