
皆さん、こんにちは!受験博士おじ。といいます。
今回は、目標を設定する時のコツについてお話していきます!
・目標を立てるとき注意すべき点は何かありますか…?
・自分が作った目標が長続きさせる方法はありませんか…?
・目標の立て方について教えて欲しいです…。

そこで今回は、「【必見!】目標を立てるときのコツ3選+おまけ」を解説していくぞぉ!
もくじ
前提:勉強をする際は、目標を立てよう!
突然ですが、あなたは自分の行っている行動に目標を持って取り組めていますか…?
例えば、部活動であれば、「県大会に出場する」ということが目標を持っている。
「全国大会に出場する」ということが目標であるといった感じです。
また定期考査でいえば、「全教科80点以上の点数を取る!」など、
さらに高校受験においては、「第一志望の高校を合格させる!」を目標にしているなど、
自分がしている行動に対して、まずは「目標を設定すること」がとても重要になってきます。
もし仮に、目標を立てずに物事を行っているとしたら、おそらくあまり良い結果は得られません。
この話をする際、私はよく「長距離走」を例にたとえます。
長距離走は、ゴールが明確にあるからこそ、ラストスパートをかけようという意志が芽生えますよね…?
また、どんなに辛い道のりだったとしても、ゴールがそこにあるからこそ「あと、少し!あと、もう少し!」と頑張ることができるのです、
では一方で、「ゴールがない長距離走」はどうでしょうか?
この場合、一向にゴールが見えず、ただただ走っている長距離走になってしまいますよね…?


このように、まずはゴールとなる「目標」を設定することで、自分がどの方向に、どのぐらいのペースで進めばいいのか?が明確にわかってきます。
これが目標を持って行動を行えている人の力です。
さて、ここからはその目標を立てる上でのコツについてお話していきますね!
目標を立てることが、後に力になる!
目標を立てる時は、手が届きそうな距離に置く
今回は、「勉強」という視点において、目標を一緒に立てていきましょう。
その前に、目標には大きくわけて2種類のタイプの目標があるといわれています。
それが、「長期目標」と「短期目標」の2種類です。
「長期目標」は文字通り、長い目で見た時の目標です。
一方で、「短期目標」は、すぐに実行して行動が達成できるような目標を指します。
そして、目標を設定するときは、この長期目標と短期目標に分けて目標を立てることが非常に重要になってきます。
例えば、「偏差値70の高校に合格したい」という意志があったとします。
しかし、自分の今の偏差値は50だとします。
この場合、偏差値を50から偏差値70に上げるのはそう簡単にできる範囲ではありませんよね。

そこで、考え方としては、次のようにしてみるのがオススメです!
長期目標→偏差値70の高校に合格する!
短期目標→2か月で、偏差値50から偏差値55になる!
こうすることで、直近の短期目標が合格したら、次の短期目標、「偏差値55から偏差値60」「偏差値60から偏差値65」「偏差値65から70」と少しずつ上げていき、長期目標に近づけていきましょう。
すると、長期目標もいずれか、短期目標の一つになっていきますからね!
目標を立てるときは、「長期目標」と「短期目標」に分けて設定する。
具体的で無理をせず、かつ簡単にしすぎない目標を設定する
また目標を立てる時は、次の三点に注目して目標を立ててみましょう。
1. 具体的に設定する。
2. 無理をしない。
3. 簡単すぎない。

目標は具体的に設定する
まず「目標を具体的に設定する」という原則について見ていきましょう。
じつは、この「具体的に設定する」という部分ができない中学生が多いです。
例えば、よくいる中学生のありがちな定期テストの目標を紹介すると、「テスト勉強を頑張る!」といった目標を立てる中学生が多いです。


ここで、よく考えてみてください。
この目標でいう「頑張る」とはどういうことでしょうか…?
一体、何をどこまで・どのように勉強すれば、頑張ったということになるのでしょうか。
このままだと、いまいちピンと来ませんよね。
ですが、ここで、「1日の勉強時間を2時間にする」「定期テストの点数で、全教科70点以上を取る」という目標を立てたらどうでしょうか。
このような目標を立てた場合、1日2時間の勉強をすれば前者の目標はクリアです。
また定期テストの点数で、全教科70点以上取ることができれば、後者の目標も合格していることになります。
このように考えると、すごく具体的ですよね…?
つまり、具体的に考えるということは、できるだけ「数字」を使って目標を立てるということです。
ぜひ、目標を立てる時は必ず「数字」を使って立てるということを忘れないようにしましょう。

目標を立てるときは、「数字」を使って具体性を上げる!
目標を立てるときは、無理をしない
2つ目の原則が「目標を立てるときは、無理をしない」ということです。
例えば、普段の定期テストで全教科30点ぐらいの中学生がいたとしましょう。
このとき、この生徒がいきなり「全教科100点を取る!」と言ったら、できなくはないですが、少し厳しい部分がありますよね。
そうすると、自然と自分に負担がかかり、その負担がかえって自分のストレスになってしまうことだってあります。
そのためこの場合は、例えば、全教科30点ぐらいのテストを「次回のテストでは、全教科50点~60点以上をとる」というように、少し幅を持たせてあげるのがオススメです。
こうすることで、自分にかかる負担を減らすことができ、ストレスを減らすことができるようになります。
目標を立てるときは、無理のない範囲を意識する!
目標を立てるときは、簡単すぎない
3つ目の原則が「目標を立てるときは、簡単すぎない」ということです。
例えば、先程お話しした全教科30点ぐらいの点数を取る中学生を例に考えてみましょう。
全教科30点ぐらいの生徒が、次のテストでは「全教科35点」を目標にしたとしましょう。
この場合、たったの5点だけ上げればいいので、そんなに苦ではないですよね…?
むしろ、極端に簡単すぎる気もしますよね…。
これが、いわゆる「簡単すぎる目標」です。
しかし、こういった簡単すぎる目標ばかりの目標を設定すると、今度は逆に負荷がかからなすぎて、勉強するモチベーションに繋がりません。
結果として、このような目標を設定する中学生は、あまり良い結果を残すことができません。
人間は、少し負担がかかった時の方が、良い結果が出る生き物です。
そのため、自分に多少負担がかかる目標を設定していきましょう。
目標を設定する時は、簡単すぎない!
ゲーミフィケーションで取り組もう!
ここまでは、目標を立てる上でのコツについてお話していきました。
さらにここでは、目標を「ゲーミフィケーションで取り組もう!」ということについてお話ししていきます。
そもそも、ここで言う「ゲーミフィケーション」とは何なのでしょうか。
ゲーミフィケーションとは
ゲームの要素や考え方をゲーム以外の物事に応用することを指します。
つまり、自分の行っている行動の目標に対して、ある程度のゲーム性を持たせるということです。
ここで、過去にあった中学生の事例を紹介してみましょう。
ある生徒は、勉強の目標を立てる際、「スマホの勉強管理アプリで学習記録をとる」ということで、ゲーム感覚を味わっていたそうです。
また、ある生徒は「ライバルの友達と競いあう」ということで、ゲーム性を持たせているという生徒もいました。
このように、自分が行っている行動に対して何かしらゲーム性を持たせてあげることで勉強は楽しくなります。
これが、勉強を長続きさせるコツです。
皆さんもゲームをするのは大好きですよね…?
それこそ、何時間もゲームに取り組める方もいるかと思います。
それは、ゲーム性があり、とても楽しいという気持ちがあなたの中で芽生えているからです。
これを勉強にも応用してみましょう。
人は、「努力すれば何かを得られる」という期待感がある時に。モチベーションを高めることができますからね!
目標を長続きさせるコツは、ゲーム性を持たせてあげること。
さいごに
「目標を設定しない」ということは、長距離走においてゴールを立てずに走っている状態と変わりません。
そんな辛い競技…、みんなやりたくないですよね?
そのため、大事なことは「ゴール設定(目標を立てる)」ということです。
私たちは、そのゴールがあるからこそ、そのゴールに向かってペースを管理し、さらにラストスパートをかけるというモチベーションにも繋がるのです。
これは勉強においても同じです。
「あなたが何で勉強するのか?」「何を目標に勉強しているのか?」を明確にしない限り、勉強をするモチベーションは一向に高まりません。
「勉強のモチベが高まらないなぁ~」と悩んでいる人は、まずは勉強することの目標を立てることからはじめてみるのがオススメです!
今回は以上です。
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