
皆さん、こんにちは!受験博士おじ。と言います。
今回は、勉強時間を区切って勉強した方が効率的な理由を解説していきますね!
・勉強に集中できないです。どうすれば、この状況は変えられますか…?
・勉強時間って、どうやって区切ればいいですか…?
・何で、定期テスト前は勉強に集中できるのに、それ以外は集中できないんだろ…?

だからこそ、普段の勉強から時間を気にするのがおすすめじゃ!
そこで今回は「制限時間を設けた方が勉強する時は効率的な理由」を徹底解説するぞぉ!
もくじ
結論:制限時間を設けてあげると集中力が上がる!
「学校のテスト前だと勉強できるのに、それ以外の時は全然勉強できない…」
と、考えたことはありませんか?
もし、そのように考えたことがあるならば、あなたは鋭い感性の持ち主です。
じつは私たちは、
ある程度の時間に制約があったほうが、
物事を効率的に行うことができると考えられています。
これを「デッドライン効果」と呼びます。

これは人の心理をうまく利用したもので、
私たちは、タイムリミットが近づくと自然と物事に集中できるという性質を持っています。
そのため、私たちは無意識のうちに、
学校のテスト前になると「デッドライン効果」が発動し、
一時的に集中力をあげることができるのだと考えられています…!!
つまり、学校のテスト前で集中力が上がったのは、
単なる偶然によるものではなく、
心理効果を上手く利用した「テクニック」だったということが分かります。

偶然だと思っていたけど、
それは上手く心理効果が表れたからなんだね!
デッドライン効果が発動する勉強時間とは?
また「デッドライン効果が、どのような時に現れるのか?」を調べた実験があります。
実験内容は、英単語を500個覚えるというものです。
この実験では、2つのグループに分かれて実験が行われました。
一つのグループは、5時間使って英単語を500個覚えます。
一方で、もう一つのグループは、英単語を2時間で覚えるというものです。
さてこの時、どちらの方が英単語を多く覚えていたでしょうか…?


正解は「英単語を2時間で覚えようとしたグループ」の方が、
覚えていた英単語の数は、はるかに多かったそうです。
理由は、5時間のグループだと、
「まだ、時間が多くある!」と考える傾向が強く、
「デッドライン効果が働きにくかった」と考えられています。

その時間に余裕がありすぎると、
「デッドライン効果」は発動せず、むしろ非効率だと分かったんじゃ!
「デッドライン効果」を上手く発動させるためには、
その時間内で、ギリギリやり切れそうなものを調整するのがオススメです!
学校の時間割にそって勉強するのがおすすめ!
とはいうものの、
「勉強時間をどうやって区切ったら良いのか…?」と悩む中学生も多いですよね。
結論から言うと、
そのような場合は、「学校の時間割」のように勉強時間を設定するのがオススメです。
つまり、「1回の勉強を50分にし、10分の休憩を入れる」といった感じですね。
じつは、この学校の時間割はよくできていて、
人間の集中力の性質を生かしたうえで、構成されているんです!
また、学校の時間割は、適度に教科が散らばっていますよね…??
あれも、工夫の一つなんです。
つまり、同じ教科をずっと勉強するよりも、
「適度に教科を変えたほうが、非常に効率が良い!」ということなんです。
そのため、勉強時間を決めるときは、学校の時間割を参考にしてみてくださいね!
勉強時間の区切り方は「学校の時間割」を参考にするのが、非常におすすめ!
さいごに
勉強時間を区切るやり方と重要性については、理解してもらえたでしょうか…?
また、あわせて、
「【明日から使える!】集中力を上げる具体的な方法」を読んでおいてください。
勉強する時に重要になる「集中力」について、まとめておきました!
勉強時間を意識すること、また集中力のことについて知っておけば、
勉強する際に、そこまで苦労することはありません…!!
あとは勉強する際に、持続する工夫を意図的に作り、行動するだけです!
今回は以上です。
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