
はじめまして、こんにちは!受験博士おじ。といいます。
今回は、中学生から寄せられた実際のお悩みに答えていきます!
国語・英語の長文読解系の文章を読んでも、頭に入ってこない…。
この悩みは、中学生が持っている悩みとしては多いですね。
そこで、この記事ではこの悩みに対して解決策を出していきます!

じっさいは、文章の中身を理解出来ることの方が優先度は高いんじゃ!
そこで今回は、
「【必見!】国語と英語は「音読学習」が有効である理由」を徹底解説するぞぉ!
もくじ
結論:文章が頭に入ってくるためには「音読学習」
小学校で、宿題に出されていた「音読」ですが、中学校に入学してからはありませんよね?
今になって思えば、「何で、音読する必要があったの?」と思ってしまいますよね。
しかし、音読をすることには目的があります。
それは、文章を読んだ際に「文章の中身が理解しやすくするため」というものです。
そのため現在、国語の長文読解、英語の長文問題で、
文章を読んでも頭に内容が入ってこない生徒は「音読学習」をやってみましょう!

「文章の中身を理解しやすくするため」って目的があったんだね!

でも、具体的になんで効果があるのか?が気になるじゃろ??(笑)
【疑問】音読学習って、意味あるの…?
でも、音読学習をする効果的は本当にあるのでしょうか…?
また、効果が分からなければ、面倒くさがってやりたがらないですよね…。
ですが、音読学習にはちゃんと効果があります。
その効果が、次の2つです。
1. 文章の読み飛ばしを防止できる
2. 文章の内容が頭に入ってきやすくなる
↑↑↑この2点ですね!
文章の読み飛ばしを防止できる
国語の長文読解であれ、英語の長文であれ、中学生に多いのが「文書の読み飛ばし」ですね。
特に、学校の定期テストや外部の模試などを受けるときは時間に制限があるので、
自然と文章を読み飛ばしてしまっていることがあります…。
じっさい、定期テストの復習をしたときや外部の模試を受けた後に、
解きなおしてみると、
「あ!その部分、読み飛ばしてた!」
「その一文が、重要な箇所だとは思わなかった…。」
など
↑↑↑中学生から、意見をもらうことが多いです…。

解答の根拠になる箇所を読み飛ばしたりすること多いなぁ~。
おそらく、このようになってしまう要因には、
・焦って文章を読んでいるということ。
・普段の勉強の時から、一文一文を注意深く読めていない…。
↑↑↑これらのことが、原因として考えられます。
そこで、これらの問題に非常に効果的なのが、普段の勉強で「音読学習」をすることです。
最大のメリットは、「読み飛ばしがなくなる」ということです。
実際に、やってみると分かるのですが、
音読する時は、文章の一文字ずつ、また一文ずつを、しっかり目で追わなければ、読むことができないんですね…。
そのため、普段の勉強で、音読学習をしておくことで、
「文章を読み飛ばす」という問題を予防することができるようになります…!

文章をしっかり目で追う訓練ができるもんね!

まずは、文字を目で追うためにも「音読学習」は重要なんじゃ!
文章の内容が頭に入ってきやすくなる
また文章を実際に声に出して、音として聞いてみると、
「その文章の内容が、頭の中に入りやすくなる!」とも考えられています。
例えば、紙芝居(絵本)もそうですよね。
ただ絵を見ているだけでなく、
文章を音として聞くことで、お話の内容が頭に入ってきやすくなりますよね?
あれと同じ原理です。

ちゃんと文章を、読み聞かせてくれるもんね!
あれって、
本のお話を子どもたちに分かりやすくするためにしてたんだね!

あと、文章を声に出して音にするだけで、
読み間違えるということも無くせるから、ますますオススメじゃ!
そのため、学校の定期テスト対策に、
国語・英語の文章を音読してみると、文章の内容が頭に入ってきやすくなります。
また生徒によっては、
定期テストに出てくる文章を全て覚えてしまい、
試験本番では、「設問だけを読めばいい!」という状態にまで仕上げることができます!
そうすれば、「時間が足りない…!!」ということは予防できますね!
さらに、入試問題を解く際、
普段から音読学習しておくと、文章が速く読めるようにもなります。
特に、英語であればその傾向が強いですね。
詳しくは、
「【徹底解説】シャドーイングのやり方・効果を大公開中!」を参考にしてみてください!


シャドーイングをするのが本当におススメじゃ!
文章が速く読めるようになることに加えて、リスニング対策にもなるんじゃよ!
外部の模試や入試本番でも、心の中で音読したほうがいいの…?
中学生から実際にもらった質問で、次のようなものがあります。
それは、
「普段の勉強の通り、外部の模試や入試本番でも心の中で音読はしたほうがいいの?」というものです。
じつは、これは「誤り」です。
あくまで、普段の勉強の中で「音読学習」をするということは、
・文章の読み飛ばしを防止すること
・文章の内容が頭に入ってきやすくなる
↑↑↑これらの効果が期待できるというものです。
そのため、あくまで音読学習は、
「自転車をこぐ前の補助輪」くらいの役割があると考えておいてください。
そして、
「文章を読み飛ばさなくなった!」
「文章の内容が頭の中に入ってきやすくなった!」
と思えたら、あとは音読をせず、目で文章を追う訓練をしていきましょう!

試験本番では、文章だけで内容を理解するようにすればいいんだね!

しかも試験本番で、音読と同じ速さで一文字一文字を読んでいたら、時間が足りなくなるからのぉ。そこは、注意が必要じゃ!
さいごに
「文章が速く読めない!!」と悩んでいる中学生が多いです。
しかし実際は、その前段階で、
「文章の読み飛ばし」
「文章の内容が頭に入ってきていない…」など、といった問題点が挙げられます。
そのため、まずはこれらの問題点を変えるということから始めてみましょう!
文章が速く読めるようになるのは、次の段階にやっていきましょうね!
今回は、以上です。
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