
皆さん、こんにちは!受験博士おじ。と言います。
今回は、学習する「量」と「質」←どちらの方が重要であるのかついてまとめていきます!
・まだ、偏差値が低いんだけど、どうやって勉強したらいいのかな…。
・勉強をする時は、「質」と「量」のどちらを重要視すればいいのかな?
・偏差値を上げるためには、どういう勉強を心がけていけばいいんだろ…?

そこで今回は、「学習量を減らしても質にこだわるべきである理由」を徹底解説するぞぉ!
もくじ
結論:自分がこなせる量の中で質を求めよう!
よく生徒から、勉強をする際に、
「『質』が重要なのか?『量』が重要なのか?」と聞かれることが多いです。
たしかに、そのように考えたくなる気持ちはわかります。
私自身も受験生のころは、
「『質』と『量』、どちらが重要なのか?」と考えていたことがあります。
しかし、この問に対しての結論ですが、
結論は、「自分がこなせる量の中で、質を高めよう!」というのが正解です。


ただ、勉強を進めるのであれば、「自分がこなせる量の中で、質を高める!」という考え方は持っておきたいのぉ。
自分がこなせる量の中で質を高める!
【大前提】こなせる量は、生徒によって違う。
そもそも論、中学生一人一人、勉強をこなせる量は異なるということを忘れてはいけません。
ここで、極端な例を挙げて考えてみましょう。
例えば、偏差値40台の生徒と偏差値70台の生徒が、
「1時間内に、同じ数学の問題をどれくらい解けるのか?」という実験をしたとしましょう。
さて、この結果はどのようになると思いますか?


では、この両者の違いは何だと思う?


中学生一人一人、同じ時間に同じ勉強をしたとしても勉強量は異なる。
処理できる勉強量が重要である!
先ほど、ご紹介した事例から分かったのは、
例え同じ時間内で、同じ学習をしたとしても、学習量は異なるというものでした。
そして、そのような違いが生まれる根源には、
「もともと持っている知識量」と「情報処理能力」に違いがあると述べました。
では、この2つの能力を極めるためには、どうしたらいいでしょうか。
それは、「自分がこなせる学習量を増やすこと」、
そして、「自分が学習した範囲の内容であれば、極限まで『質(完成度)』を高める!」ということです。
つまり、大切なのは、学習できる「量」を増やしていくということです。

まずは「処理できる量」を増やすことが重要なんだね!

まずは、自分が「処理できる量」を増やしていくことが重要!
こなせる量で「質」を求めていこう!
そしてここが、今回の記事の肝にあたる場所です。
先述では、学習する際は「処理できる量」を増やす必要があると述べました。
そして、その「処理できる量」が増やせるまでは、
当分の間、少ない学習量でもよいので「『質』を高めること」ということを忘れないで下さい!

少ない量でもいいので、完成度を上げることが重要じゃ。
例えば、他の生徒が5ページ先の学習をしていたとしましょう。
そうすると、自分もあせって、「とりあえず、5ページ分の勉強を進めてしまおう…!」と考えがちです。
たしかに、そのように自分が遅れてしまっている分を取り戻すために、ペースを上げるのはOKです!
しかし、偏差値がまだそこまで高くない生徒であれば、
急にペースを上げても、学習している箇所の理解が浅くなり、
結果的に、あまり分かっていないままズルズル先に進んでしまっている生徒が多いです。
つまり、そのように理解が浅くなり、
イマイチ分かっていないまま先に進んでしまうのであれば、
学習量は減らしてでも今、学習しているページに集中して勉強することの方が重要です。


先に進んでも、ますます理解が浅くなるだけなんじゃよ。
勉強する量を減らしてでも、質の高い勉強を積み重ねていこう!
さいごに
まずは、勉強する量を減らしてでも、完成度を意識した学習を心がけていきましょう。
そして、その積み重ねが、
最終的には「処理できる量」を増やしていくことになり、
「もっている知識量」と「情報処理能力」を高めていくことになります。
また、そういった勉強を繰り返しているうちに、
一度に扱える学習量も増やしていくことができるようになります!
つまり、そのように段階的に勉強を進めることが、
偏差値UPにつながると考えて問題はありません!
そのことを忘れずに、今後も勉強を進めていってくださいね!
今回は以上です。
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