受験勉強と部活動どちらを優先して考える必要があるのか?

皆さん、こんにちは!受験博士おじ。といいます。

今回は、受験勉強のために部活動を辞めるのはありなのか?ということについてまとめていきます。

この記事では、次のお悩みを解決します

・早い段階で部活動をやめて、勉強時間を多く確保したほうがいいのかな…?
・部活動を辞めるときは、何を基準に辞めればいいのかな…?
・部活動をやめて、勉強時間を多く確保すれば成績は上がりやすいのかな…?

おじ。
おじ。
受験勉強のために部活動やめるべきかと悩む中学生は多いと思いのぉ。
そこで今回は「受験勉強と部活動どちらを優先して考える必要があるのか?」を徹底解説しいくぞぉ!!
スポンサーリンク

もくじ

結論:考え方は2通りある!

受験勉強のために部活動やめるべきなのか…?」と悩んでいる中学生は多いと思います。

特に、難関私立、難関国公立の高校に進学を考えている中学生の皆さんであれば、そのように考えるのは自然なことだと思います。

さて問題なのは、「部活動を辞めるべきなのか?」「部活動をやめずに、部活動と勉強を両立すべきなのか?」という話です。

これについての質問は、よく中学生から本当によくもらう質問の一つです。

そして、その際に私が中学生に提示する答えは次2つです。

一つが、「『部活動をすることによって、受験勉強が全くできないのではないか?』と気になるようであれば、部活動を辞めるのはあり」という考え方です。

もう一方が、「部活動を辞めて受験勉強に集中することは良いのだが、それにより部活動を辞めてしまったという後悔が残る…のであれば、辞めない方がいい」という考え方です。

そこで今回は、この2つの考え方について、私はどのような意図で中学生に話しているのか?についてまとめていきます。

そして最後に、私が考える部活動と勉強のあり方についてまとめていきます。

POINT

受験勉強と部活動の両立を目指すのもあり!受験勉強を優先して、勉強時間を確保するのはアリ!

部活動をすることで、受験勉強ができない…

部活動をすることで受験勉強ができない…」と考えている中学生は多いです。

そして、こういった考え方を持ってる中学生の多くは、部活動をしている時間があれば「その時間を受験勉強にあてたい」と考えている場合がほとんどです。

例えば、運動部で放課後の部活動の練習時間が2時間3時間だった場合、部活動をしなければ、その2時間3時間を勉強時間にあてることができます。

そうすることで、勉強時間を多く確保することができ、志望校への合格率は上がると見ても間違いはないでしょう。

そのため、「とにかく、勉強時間を多く確保したい!」という中学生であれば部活動を辞めるのはアリだと思います。

ねこ太郎
ねこ太郎
勉強時間を確保するために、部活動を辞めるってことだね!
POINT

部活動に参加している時間を勉強時間にあてたい…と考えるのはアリ!

スポンサーリンク

塾講師から見た現実とは?

しかし、ここで考えておきたいこともあります。

それは、「部活動の時間をなくせば、その無くした時間の分だけ『勉強時間にあてることができるのか?』」という問いです。

「過去にも部活動をやっている時間を受験勉強にあてたい」という理由で部活動を辞めた生徒がいます。

しかし、その生徒の勉強時間を計算してみると、じつは部活動をやっている中学生よりも勉強時間が少なかった…ということがあります。

その理由としてあげられるものが、「時間が多くあるので、余裕を見すぎてしまった…」ということです。

たしかに、部活動をやっていない時間を受験勉強に当てることができれば、勉強時間を確保することができます。

しかし現実としては、その空いた時間にだらけてしまったり、スマホをいじったり、ゲームをやったりするといった時間だけが増えてしまった…ということが多いです。

一方で、部活動をやっている中学生の方が、勉強時間が長かったという理由に関しては、「部活動をやっていることで、少ない時間の中で定期テスト対策や高校受験対策の勉強しなければならない…」といった危機感が勉強時間を長くさせたというように感じられます。

整理すると、たしかに、部活動を辞めれば勉強時間を確保することはできるのですが、必ずしも、「その空いた時間を勉強時間にあてているのか?」ということについては考えてみる必要があるのかもしれないということです。

POINT

部活動をしていた時間を必ずしも「勉強時間にあてられるのか?」については考えてみよう。

部活動を辞めて後悔が残る場合

また、「受験勉強の時間を確保するために、部活動を辞めたい…」と考えている中学生の中には、部活動を辞めてしまったということに対する後悔が残る場合もあります。

実際、過去にあった事例として、「部活動を途中でやめてしまったということに対する自分への不甲斐なさ」を後悔しているという中学生がいました。

おじ。
おじ。
ついでに、自分で決めたことであれば不甲斐なく思う必要はないぞぉ…?

また部活動を辞めたことで、「部員からの冷たい目線で、後悔している…」という中学生も多くいます。

このように、部活動を辞めたことで強い後悔が残る場合に関しては、部活動と受験勉強は両立してやっていくのがオススメだと考えます。

おじ。
おじ。
なかには、その後悔が受験勉強にも大きく影響することもあるからのぉ。

また、「部活動が忙しくて、受験勉強が全然できない…」という中学生に向けたオススメの勉強方法は、下記を参考にしてください。

👉参考:部活動が忙しい中学生のための勉強法

部活動が忙しい中学生のための勉強法
皆さん、こんにちは!受験博士おじ。といいます。 今回は、部活動と勉強の両立ができない…と悩んでいる中学生に向けた記事で...

塾講師から見た視点とは?

過去に多くの中学生を見てきましたが私の見解としては、受験勉強と部活動は両立している中学生の方が、成績が伸びている印象があります

また第一志望の合格率も上がっているような印象もあります。

もちろん、これはあくまでも私の感覚なので、正確なデータがあるわけではありません。

ですが先述したとおり、部活動を頑張っている中学生であれば、「限られた時間の中で、勉強をしなければならない…」という危機感が残ります。

そして、その危機感があるからこそ限られた時間の中で集中力が育まれている印象があります。

また、「時間管理能力」も優れているような印象があります。

つまり、「この時間には、○○をやる」「この時間は、○○をやらない…」といった感じです。

そのため、私の個人的な意見としては、部活動と受験勉強を両立する中で勉強をした方が成績の伸びも良く、「第1志望の高校の合格率も上がるのではないか?」と考えています。

さいごに

「部活動を取るべきなのか?」「受験勉強を取るべきなのか?」←これについては個人の考え方に大きく左右される部分があります。

そのため、「部活動と受験勉強を両立させた方が、自分にとっては得なのではないか?」と考えるべきか、それとも「部活動を辞めて、受験勉強を取るべきなのではないか?」と考えるべきなのかについては、よく考えてみる必要があります。

とてもデリケートな問題ですが、悩まれいてる方は今回の記事を参考にしてくださいね!

今回は以上です。

Follow me!

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました